on the road

カルチャーに関する話。

センター試験とかもろもろ

センター試験おつかれさまでした。

 

僕がセンター試験を受けてから6年経ったわけだけど、毎年、新聞を見て現代文だけ解いて自分の読解力を確かめる、みたいなことをしている。

 

毎年、評論はほぼ満点で、小説がボロボロという結果で、大学時代まあまあ小説を読んでいたはずなのに、恥ずかしい想いをしている。センター試験を解いて、丸つけをしていると、現役生の頃から国語の科目が1番好きなのに、点数が全然取れず、むしろ苦手科目だったのを思い出すことになる。(明治時代の文章だけ異様に得意ではあったけど)

 

今回も例年同様の結果だった。ただ小説の問題を解いていて、話に入っていけてないのが自分でもわかってたから納得はしている。来年も頑張ろう。

 

さて、年末から仕事がずっと忙しい。今月は休日出勤が5日あり、月の残業時間は60時間くらいになりそうだ。僕の会社はマックスで20時までしか仕事しちゃいけないけど、世の中の人はもっと遅くまで仕事していて、どこからその体力、気力が湧いてくるんだろうと不思議に思う。

 

他の人がもっと長い時間残業していることを知ることは、僕の残業疲れに全く寄与しない。ぬるま湯の環境で甘えるなみたいなことを言われてもそれはあなたにとってのぬるま湯で僕にとっては熱々のお湯なのだ。ましてや、僕は(今やっている)仕事が好きではない。すっごいマイペースな自分の性格的に無理やりやらされることはとても好きじゃない。勉強の方が世界が広がるし、絶対に、圧倒的に楽しい。

 

桐島、部活やめるってよ」 でも描かれている通り、カーストとか気にせず、ただ好きなことをやっていることはめちゃめちゃ強い。

 

 

だからというわけではないけど、今週のことを少し書く。

 

月曜日はグループ会社の新年会に顔を出した。好きな先輩と話ができたし、朝まで飲んで下らない話も真剣な話もできて久しぶりに楽しかった。仕事に真剣に打ち込んでいる人はカッコいい。

 

火曜日は振替休日を無理やり取った。

 昼過ぎに起きて、池袋のタイムズ スパ・レスタに行った。新年1発目のサウナだ。ここは入口の匂いがとても好きだし、人が少なくて清潔感もあって、お気に入りだ。地元のサウナより10℃くらい高いから、サウナもいつも以上に熱く感じ、その後の水風呂も外気浴も最高に整った。1時間ちょっと楽しんでから、60分のマッサージを予約した。疲れがなかなか取れないのもあって、初めてマッサージを受けてみようと思い立ったのだ。マッサージを予約する際、男女の希望はございますか?と聞かれて、男でも女でもどちらでもいいですと答えた。20代後半ショートカットの女性にマッサージしてもらった。身体がポキポキなるたびに笑われて、なんだこの辱めは!と思ったが、とても気持ちよかった(マッサージが)。カワマタさん(その女性マッサージ師)によると、僕は疲れが脚から溜まるタイプらしく、疲れたら屈伸とかアキレス腱を伸ばしてくださいとアドバイスをくれた。マッサージ後のサービスでもらった甘酒を飲みながら、またカワマタさんにマッサージしてもらおうと思った。その日はいつも以上にぐっすり寝れた。

 

水曜日。僕の部署の場合、水曜日はノー残業デーなので、すぐに帰れた。水曜10時からは待ちに待った「anone」を観た。坂元裕二脚本、広瀬すず主演と観る前から、期待せずにはいられないし、良作になることは間違いなしのはずだ。深くドラマを味わいたいと思って、メモを取りながらドラマを観た。

 

「大切な思い出は支えになるし、宝物になるし、居場所になる」っていうのは、最高のセリフだ。

結局、広瀬すず演じるハズレ(辻沢ハリカ)のおばあちゃんとの思い出はニセモノで、虐待の横行する更生施設だったという悲しい展開があるんだけど、その更生施設で同じ時を過ごしたカノン(神野彦星)が、更生施設から脱走してハズレと海岸線を歩く思い出を大切に思うシーンがすごい良い。孤独なハズレに対する救いみたいなものを感じた。

田中裕子演じる役が林田亜乃音と知り驚いた。主役は広瀬すずではあるんだけど、田中裕子の役も絶対重要(1話の物語を動かしていたのも田中裕子が隠した偽札だ)で、軽視しちゃいけない。

タイトルの「あのね」って言葉がドラマの中で2回ほど出てくる。広瀬すずがチャットで使うシーンと、通行人が使うシーンの2回。

あのね、って言葉はすぐに喋りたい自分の気持ちを落ち着かせたりとか、誰かに話しかけたくてたまらない気持ちの表れだと思う。きっと誰かとつながりたいとかそういう意味合いで使われていくと思うし、この複層的なドラマは、「つながること」がテーマのひとつになっていくんじゃないだろうか?

これからどう話が展開していくのかとても楽しみだ。

 

木曜日。anoneを集中して見過ぎて、寝不足気味になる。仕事に集中できない。スマホで「ハイリスクミッションセラピー」を最新話まで読んだ。モンデレラ症候群という揉むと治る病気にかかったヒロインとのラブコメ?みたいな話なのだが、めちゃめちゃ面白い。エロだけの漫画かと思ったら、それ以外の部分でしっかり笑わせてくれる。少ない漫画知識ながら、西森博之っぽいなと感じた。少年ジャンププラスで読む漫画作品が増えてきた。もっぱらラブコメかギャグ漫画くらいだけど。YouTubeでLucie,tooというバンドを見つけた。まだ全国流通盤が出ていないのに、再生回数が10万を超えているのはすごい。ビジュアルによる部分が大きいだろうけど、どういう方向性の音楽をこれからやっていくのか期待したい。できれば、インディーポップな方向性でお願いしたい。ギターを歪ませていない、激しく楽器をかき鳴らしていない、そんなバンドがもっとたくさん出てきてほしい。ロックだけが音楽じゃない。「ハライチのターン」を聞く。ヒットパレードの澤部の遅刻のイジリを聞きたかったんだけど、岩井が徹底的にいじらなかったし、違う話をしたから聞けなかった。岩井らしいなと思うけど、遅刻の話を聞きたかった。こじるりのコーナーも終了した。3週目あたりからだれていたから、終了でよかったと思う。持ちビルのコーナー企画案はいつ発表されるのかすごい気になっている。古畑任三郎の「赤い洗面器の男」の話みたいにずっと明かされないんだろうか。(そもそもコーナーについて何もわかっていないわけだが)

 

金曜日。もう仕事の話は書かない。「忍者シノブさんの純情」を全巻読んだ。登場人物の性格とか展開も良いし、ゆずチリの描く女の子の笑顔が何より好きだ。もっとゆずチリに漫画を描いて欲しいし、みんなにどんどん教えていきたい。

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土曜日。休日出勤。愚痴をたくさんこぼした。今村昌幸「屍人荘の殺人」を読み始めた。クローズドサークルものらしい。ところどころの描写にラノベっぽい雰囲気が出ているけど、期待している。仕事が落ち着かないと読み進められなさそうだけど。

 

日曜。休日出勤。精神的にずっと会社にいたくなかったので、最低限の仕事をこなして家に帰る。映画を観に行こうか銭湯に行こうか悩んだけど、時間が中途半端だったのと、明日も仕事があるので、辞めた。久しぶりにバナナマンのコントを観た。「for people」ってネタだ。日村が教師役で設楽が日村の弟の役だ。日村が生徒に対してはやっているものを禁止するって伝えたら、生徒が「じゃあ、勉強もやりすぎたら、禁止になるんですか」という屁理屈に対して、言った言葉が好きだった。

「はい。禁止(=近視)になるよ。目が」

このエピソードで、日村が教師として成熟していないということがわかり、後々の展開もスムーズになっていっていると思う。バナナマン(とオークラ)はエピソードによるキャラクターの肉づけがうまいし、参考になる。

ペポカボチャ以降のコントが好きなあまり、初期のコントをあまり観たことがなかったから、少しずつ観ていこうと思う。

 

以上。明日出勤したら、2連休!