on the road

カルチャーに関する話。

それでも日々は続く

引っ越しをした。実家の軽自動車を何往復もさせて。軽自動車で引っ越しした人はなかなかいないんじゃない?だから、ベッドとか運べてないし、大きい家具は今のところ全然ない。エアコンすらないから、朝夜は布団から出れない。ご飯を作る気力はないから、納豆を食べて、チョコスティックパンをむさぼる。

 

一人暮らしは寂しいかもしれない。一人暮らし開始30分はワクワクしてたけど、そのワクワクをリアルタイムで伝えられる人がいない。実家ではおしゃべりな僕だから、話し相手がいない生活が思ってたより寂しい。その内慣れるだろうけど、色んな人に遊びに来てもらってほしい。

 

引っ越した先の最寄駅の近くに図書館がある。実家の図書館は自転車で10分くらいで通うにはやや億劫だったけど、これからは通勤ルートに図書館があるから、とても有り難い。

 

この図書館はまだできて間もない綺麗な建物だ。戸山キャンパスの33号館と同じようなデザインと思ってくれればいい。図書館は2階部分にあり、まだ開発途中の駅というのもありスペースは小さい。図書館利用のカードを作り、早速本を借りた。長野まゆみの「冥途あり」とプラハの観光本の2冊。貸出の手続きは受付でもできるが、1人でもできるみたいだ。コンビニでもレンタルビデオ店でもセルフサービスで買物できるところがあるから、同じようなイメージで、本を一冊一冊バーコードリーダーで読み込もうと一旦台の上に置いた。しかし、貸出の手続きは予想を超えてハイテクだった。ガラス台の上に本をまとめて置くだけで、パソコン?みたいなので全て読み取られて、先に作った図書館利用カードをかざして貸出の手続きが完了した。まだ利用者が少ない図書館だと思うけど、こんなハイテクな機械が導入されていて、すげー!って思った。毎週通うつもりだし、本を日常的に読むように心がけたい。

 

また、マンガの話になる。最近マンガワンとかサンデーうぇぶり、漫画村(これは違法スレスレだよね、申し訳ない)とかマンガをスマホで読む環境が整っているから、マンガをダラダラ読んでいる。

 

で、最近(ここ3日くらい)読んだのは、「信長協奏曲」「ラストイニング」、「タイムパラドックス(有名なドラえもんの同人作品)」だ。

 

信長協奏曲」は男子高校生がタイムスリップして、信長になって全国統一するっていう話だ。本当の信長は、明智光秀として信長を支えることになるのだが、主人公のサブロー(男子高校生)は本能寺の変で信長が暗殺されるのは知っているけど、誰に殺されるか覚えてない。だから、この協力体制が実現する。この物語の面白いところの一つは、現代の男子高校生ゆえ、戦国時代の理屈が通用しないところじゃなかろうか。サブローが物怖じするところは全くない。いつも即決即断。その爽快さと、あの有名な歴史的出来事をどういう解釈をして紡いでいくかの展開への期待がずっと持続している。まだ10巻までしか読んでいないから、今後の展開が楽しみだ。

 

ラストイニング」は読むのが2回目だ。初めて読んだのは、去年の3月ごろ。あの時の衝撃ったらないね。野球部だったから、野球漫画はいくつか読んできたけど、H2の次に好き。

ラストイニング」の何が良いかって、能力だけじゃなくて、頭を使って勝つところ。野球が駆け引きが醍醐味だってめっちゃわかるし、多少野球に詳しい人には是非読んでほしい。スクイズを成功させるところがめちゃくちゃ泣ける。県大会決勝があんだけアツい野球漫画を僕は知らない。再読時にも泣いてしまった。決勝で負けた方のチームのエースが泣いているシーンがあって、そこでめちゃめちゃ泣いてしまった。

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年末年始の仕事が忙しすぎて、疲れているのもあってか、久しぶりに泣いてしまったね。

 

星野源オールナイトニッポンで新曲「ドラえもん」をフルで流していたから、今日の朝、タイムフリーで聞いてみた。

[radiko.jp]星野源オールナイトニッポン | ニッポン放送 | 2018/01/16/火 | 25:00-27:00 http://radiko.jp/share/?t=20180117020500&sid=LFR

次の映画「ドラえもん のび太の宝島」のタイアップではあるけれど、「ドラえもん」っていう曲名を付けるのは、ズルいよ。「宝島」だけじゃなくて、ドラえもん(さらに言ってしまえば映画ドラえもん)についての曲なんだよ。初期ドラえもんopをオマージュしているし、映画ドラえもんの良さとかにも目くばせきいてるから、こういうのうまいよなーと感心する。何回も聞かないと評価は決めれない。今のところ、SUNを超える傑作ではないと思う(もちろん良作ではあるが)。

その流れで「タイムパラドックス」を読んだ。まあ、非公式だとしても文句なしの大傑作だし、つべこべ言わず読むべきだ。

 

僕はつべこべ言わず、anoneを観て寝ます。