on the road

カルチャーに関する話。

胸ポケットに差したボールペンがなくなった


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ここ数日は散歩をするのに心地良い気温で、これからの休日の散歩が楽しくなるぞと思っていたら、今日はとても肌寒い。春とか秋は季節が行ったり来たりしている内に夏とか冬になってしまう。気まぐれすぎませんか。

 

ひとり暮らしをはじめてから、もうそろそろ4ヶ月経つ。自炊は週一回大量に作るカレーくらいでそれ以外はスーパーの半額の惣菜かnoshという宅配サービスで届く冷凍のお弁当を食べてる。自炊のレパートリーを増やしたいけれど、仕事から戻って9時近くだと作る気を無くして横着してしまう。会社から帰った後にドラマとか見る元気もない。世の中の会社員はどんだけ体力あるんだ!高校生の頃も部活から帰ってきたら、ご飯食べて、風呂入ってすぐ寝てた。家で授業の予習・復習なんかできなかったから、学校の休み時間にやってた。なんなら授業中に予習してたこともあった。そういう生活リズムなので、会社員になっても同じような感じになってしまっているのかな。

 

漫画アプリのおかげで日常的に漫画を読む習慣が身に付いた、と思う。マガポケで少女漫画が掲載されるようになって嬉しい。マガポケに限らず2、3年前はデスゲームばっかり掲載されていて、デスゲームものが食傷気味だったので、漫画アプリで色々読めるようになってきた今が楽しい。漫画アプリでやっぱりすごいと思うのはジャンプ+。アトロクで編集長の人がいっていたけれど、課金しなくても大抵の作品は読める。ジャンプ+は連載作品ももちろん良いけれど、読み切りがたくさん掲載されるのが好きだ。しかも自分の表現したいことを書いてんだろうなって感じる作品が多いのも良い。

 

今年の読み切りで好きだったのは、安芸勘谷「ほうしょうぶしゃくらいいこ」、はくり「よるべない60デイズ」、三崎しずか「美術部の上村が死んだ」。「ほうしょうぶしゃくらいいこ」は初読の時ちょっと泣いてしまった。嫌いな自分を受け入れて前に進む系のストーリー大好きっすね。

 

 

藤本タツキの新作も0時を回った瞬間に読んだ。感想は週末元気だったらちゃんと書きます。タツキの新作を読むと創作したくなる気持ちが芽生える。「作り手も傷つかないとフェアじゃないよね」って言葉めちゃくちゃ響くなあ!

 

ヤングシナリオ大賞に応募する作品を書いていた頃、よく会社で使っていて、胸ポケットに差していたボールペンがなくなった。あまりにありふれた些細な出来事だけれど、仕事から気持ちが離れている時に起こったから、象徴的な出来事のように感じてしまう。今は安っぽいボールペンを使ってる。