on the road

カルチャーに関する話。

箇条書き(リハビリ)

転職して4ヶ月目。思っていたより残業をする日々となってしまう。ブログを書きたいけど、まとまった文章を書けない。でも、何か吐き出したい。だから、箇条書きで、最近のことを。

 

京都、行先を確認せずにバスに乗ったら、行きたかった出町柳の方面から少しずつ外れていった。

 

馴染みのない街の本屋で自分の好きな作家の本があるといつもより嬉しくなる。

 

誰かに贈る本を探そうと本棚の本を手に取る時間。

 

電動キックボードで移動するのは旅情を感じなそう。せめて自転車に乗る。

 

電動自転車のアシスト力が強すぎて、路地裏でふらつく。

 

googleのレビュー、星4つ以上多すぎて、店が選べない。

 

京都のタクシー運転手はおしゃべり。デフォルトで観光客に色々教えてくれるモード。うまく相槌打たなきゃと必死になる。

 

KBSホール、思ったより小さい。くるり、Homecomingsがすぐそこにいる。

 

アンコールで、舞台上のカーテンが開いてステンドグラスが照明で照らされ、演奏される「I WANT YOU BACK」で涙腺が熱くなる。

 

最近の漫画原作の実写化問題。小学館第一コミック局の声明、当事者っぽい生の声で良く聞こえるのだけれど、最後の文章が余計すぎやしないか。実写化の企画に関わる立場にはないんだろうけど、もしかしたら自分たちがこうしていれば悲惨な事件を食い止められたんじゃないかとかそういう自責の念に駆られうる立場で、読者と同じような寂しいという感情を表明するのは違うと思った。

 

『ローラ・ディーンにふりまわされてる』、パートナーのことがどれだけ好きでもパートナーといると友達にひどいことしちゃう、と別れる展開、良い。恋愛対象のことを好きなだけじゃなくて、その人と一緒にいる時の自分を好きになれるのか。みたいな話。

 

『夜明けのすべて』、安易に恋愛関係にならずにお互いを認め合える関係で描き切っているのが良くて、劇中でも恋愛めいた話をほのめかさない筆致なのが良い。松村北斗は序盤、彼女と付き合っていて、別れを切り出される瞬間の演出、好き。松村北斗の部屋に入らずに「外で話したいんだけど」とだけ彼女は伝え、それだけで松村北斗も理解する。

 

障害に関する本を読んでいる。難聴の人が補聴器をしても、聞き取れない言葉がある。補聴器の性能向上よりも、自動字幕のサービスがさまざまな場面で使える方がありがたいらしい。自分の障害のある部分を補填できるほどの機能向上ではなく、自分がわかる感覚へ翻訳されること。

 

『ビフォアサンライズ』、冒頭の列車に乗ってるシーンで老夫婦が喧嘩している。そこでジュリー・デルピーが「夫婦は歳をとるとお互いの声が聞き取れなくなるのよ。男性は高い音を聞き取りにくくなり、女性は低い音を」とイーサン・ホークに話す。

 

新幹線、本を読みながら帰ろうとしたら、乗り物酔いになり、少ししか読めない。