キングスマンはそんな好きな映画じゃないけど、劇中に出てくるmanner maketh manというセリフがいつまでも頭の中に残っている。どんな文脈で出てきた言葉かは忘れた。
マナー(礼儀)が人間を作るのだ。
マナーは、負の遺産のようにくだらないものと就活中には感じた、「了解しました」が失礼とかは今でも訳がわからない。
マナーとは、相手を思いやるもののはずで、揚げ足をとるためのものではない。
「相手を思いやること」というのは、ドラえもん映画で育った僕としては、たしかに大事なことだと感じる。しかし、僕みたいなうまく立ち回ることのできない人間からすれば、それは相手に振り回されることになるのだ。
私はもっと私を信じなきゃいけない。
私自身を信じられないと、周りの人のことも信じられないのだ。
頑張るって高槻くんとも約束したのだ。もっと頑張ろう。もっとちゃんと信じよう。
私のやりたいことは、自分を信じられないうちはやれないことなのだ。
舞城王太郎『私はあなたの瞳の林檎』p140
もしくはケンドリック・ラマーの「i」のサビ。
I love myself
自意識過剰な人間は好きじゃないけど、自分を信じることで、他人に出来ることがある。